建築

アスベスト部分隔離除去工法「ふうじろう(標準)」

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概要

石綿(アスベスト)とは、天然に産する鉱物群のうちで、高い抗張力と柔軟性を持つ絹糸状光沢の特異な繊維状集合をなすものの俗称です。
石綿の輸入量としては、戦後から増加し昭和36年には10万t、昭和49年が最大で35万tで、それ以後平成元年頃までは20~30万tで推移し
たが、平成18年段階では輸入はありません。

健康への被害は知られているとおりです。従来、アスベスト(レベル1:吹付けアスベスト)の除去を行う場合、全体隔離工法が一般的で
除去室を隔離養生し、作業員が完全防備した状態で汚染域に入って除去する方法でした。

部分隔離工法『ふうじろう』では汚染した壁・天井の内側に特殊な透明の養生材で隔離し、その養生シートに事前に取り付けられた手袋を
使って汚染域に作業員が入ることなく、アスベストを除去します。その為、作業員の疾病リスクは極端に減り、除去している部屋もアスベ
スト暴露から逃れることになる工法です。

特徴

1.ふうじろうは、レベル1(吹付石綿)に対応した工法です。
2.当然、レベル2、3にも対応可能です。
3.作業員は高濃度の汚染区域外の作業となり、作業員の疾病リスクを抑制します。
4.汚染区域は必要最小限となり、飛散抑制剤等の仮設関連資材を減らします。
5.ふうじろうは日本建築センターによる『BCJ性能評価認証』を取得しております。
6.ふうじろうは、局所的除去も可能にしました。
7.除去作業の近傍での従来作業も可能にしました。
8.ふうじろう工法は、風評被害を減らします。
9.ふうじろう工法では、全体隔離工法で除去ができなかった部分の処理も増えています。

用途

1.吹付けアスベストの除去
2.耐震補強・耐震エレベータ・耐震天井に伴うアスベスト除去
3.利用を止められない施設の除去
4.隔離養生の設置しにくい場所での除去

実際の利用されている除去場所としては、
・新耐震以前の耐震化を必要とされている建物
・エレベーター機械室・電気室
・駅等、隔離養生がしにくい、仮設材が残せない建物

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