透水性レジンモルタル工法「PRMS工法」
透水性レジンモルタルシステム工法(PRMS=Permeable Resin Mortar System)は、耐久性の高い高性能レジンバインダと特殊粒径の細骨材を組み合わせた透水性レジンモルタルを、排水性舗装の表面骨材の間隙に充填する工法です。
特徴
1.骨材やアスファルトとの接着性、耐水性に優れた高性能エポキシ樹脂をバインダとして使用した透水性レジンモルタルをポーラスアスファルト舗装(排水性舗装)の表面に充填することにより、排水性、透水性を高いレベルで維持したまま、排水性舗装の表面強化・骨材の飛散抑制を可能にします。
2.通気性(透水性)を維持したままで路面の平たん性が向上するため、低騒音性の維持、騒音の低減が可能です。
3.細かな硬質骨材が路面に敷設されるためすべり抵抗が向上します。
4.骨材の選定による適度な空隙の存在のために、土砂等による空隙づまりが抑制されます。
5.舗装色(骨材)の色は、黒の他に標準色として茶、黄、青、白、緑から選択できます。舗装場所や舗装目的に合わせた訴求力のある排水性舗装のカラー化が可能です。
用途
1.交差点内および車両停車部
2.高速道路インターチェンジ・サービスエリア・パーキングエリア・料金所進入路
3.住宅地内の道路等の騒音対策が必要とされる道路
4.歩道・駐車場
5.注意喚起を要する道路
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排水性舗装の表面を強化(路面強化)し、排水性能の維持と機能継続を実現しながら補修も可能な工法で、排水性舗装の長寿命化、低騒音化を図ります。
透水性レジンモルタルシステム工法「PRMS工法」による優れた排水効果は、豪雨時にも路面滞水を抑制し、走行車両のハイドロプレーニング現象の発生低減によるスリップ事故を抑制します。
また、郊外型大型商業施設などの広大な駐車場への導入例では、雨天時の路面滞水を抑制できるため、施設利用者の利便性を向上させるだけでなく、設計段階での側溝レイアウトの合理化も実現します。